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私の斜視〜履歴書〜

ここでは私の斜視の自己紹介をしています

どんな症状？

斜視と一口にいっても、正面を向いてない方の目が外側なら外斜視、内側なら内斜視、上とか下なら上下斜視とかいうみたいです。
あとは、普段は真っ直ぐなのに、疲れ等でずれてくるような人もいるそうです。
私の場合は、普段から外斜視なんじゃないのかなと思ってます。そういう恒常性のある斜視の人は、メインの目でしか見てないことが多いよう（私が見てきたページでは）ですが、私の場合は、右目で見る・左目で見るという状態を意識的に変更することができます。実はみんなできるのかな？

百聞は一見にしかずということで、2004年現在の私の目のアップを2枚。

左目で見てる

右目で見てる

どうでしょう？　こうやって見ると、左目で見てるときってけっこう真っ直ぐに見えるじゃん♪　でも両眼視はできていませんが・・・。右目で見てる画像はハッキリと左目が外向いてますね。ちょっと顔も斜めに傾いてそうなのが気になりますが・・・。

手術歴

もうちっちゃいころなのでほとんど覚えていませんが、手術をしたことがあります。そのときは上下斜視を治して、もう一度外斜視の手術をする予定だったようですが、ワンワン泣き喚いたらしく、2回目は両親の判断で受けていません。
時折、あの時もう一度手術を受けさせてもらえたらななんて思うこともありましたが、親の気持ちを考えると、仕方なかったのかなと今では思っています。

目があっちを向いていることに気づく

小学生のときに、友達から「どこ向いてんの？」みたいなことを言われて、初めて、自分は他の人とは違うんだなーということに気づきました。親に聞いて「焦点が合わない病気」みたいな説明をされて、それをそのまま意味も分からず友達にこたえていました。幸い、それでいじめられるようなことはなかったし、あんまり気にしていなかったように思います。

メインの目を変えられることに気づく

中学ぐらいでしょうか、まだ両眼視できないことにも気づいてない段階で、読書に疲れたときにもう片方の目を使えることに気づきました。このときは、みんなできることなんだろうと思っていました。

両眼視できない事実に気づきつつある

明らかに他の人と感覚が違うことが徐々にわかりはじめます。1つ目は3Dアート（？）。一時期流行りましたよね。あれは絶対ムリでした。見えるためには黒ポチを2つを4つにして3つにするみたいなことが書いてありますが、アレをしようとすると、右目と左目の画像が順番に出てきて酔いそうになりました。誰もそんな経験をしてる人がいなーい。あとは右目の視力が落ちてきたので視力回復系のトレーニングを試してみたときのこと。どうやってもオレにはできないメニューなんです。もうどんなトレーニングか忘れちゃったけど、両眼視できないとできないものだったと思います。そういえば、ちっちゃい頃、赤と青のセロハン紙みたいな立体メガネをかけて見る3Dマンガも、赤か青の世界でした・・・。でも、それらの現象がありつつも、そのときだけちょっとソンをしてるだけなんかなと思っていました。

両眼視できない事実を知らされる

やっぱハッキリ言われないと、イマイチ飲み込めないものです。私の場合は、事故を起こしたときにその事実を知らされました。けっこうひどい事故で、右頬の骨がちょい欠けるような、右目の白目の右半分が真っ赤になるような事故で、目が泳いでるから揺れて見えたりしませんか？みたいに医者に言われ、いや、普通に見えますと応えたら、そっか、キミは斜視だから片目でしか見てないことが幸いしたなーみたいに言われました。そのときは、ふーんって思ったけど、よくよく考えると、昔から距離感を必要とするスポーツがヘタクソなのは運動神経のせいだけじゃないような気がしてきました。

現在

テニススクールに行っていて、ストロークはバウンドするから情報量が多いのでそれなりに打てます。ボレーも真っ直ぐ飛んでくるもの以外はそれなりに打てます。やっぱ他の人より空振りとかスポットに当たってないことが多いように思うけど、それほど気になりません。
この間、マリナーズのエドガー・マルティネス選手が引退を発表しましたが、あの方は斜視なのにバッターとして一流になっています。どの程度の斜視なのかはわかりませんが、努力して克服した方がいるというのは励みになります。
でも、一応、今から手術できるのか？両眼視できるようになるのか？複視になってしまわないのか？などなど聞くだけ聞きに病院へ行こうと思っています。幸い、看護士の先輩がいたので、ここいらで斜視の専門の先生はいないか聞くことができ、それほど遠くないところにいるようなので、近々行くつもりです。

2004/9/6記述